久保凜選手が2024年に女子800メートルの日本記録を更新し、1分59秒93というタイムをだしました。
日本人女子としては初めて2分の壁を破ったということで話題になりましたが、この記録が世界陸連では認められなかったといいます。
なぜなのでしょうか?
原因は世界陸連が2023年から事前に承認申請をした大会でない限り記録として認めないと決めたようです。
複雑でめんどくさいやり方を取り入れたものです。
記事のポイント
- 久保凜が日本記録を出す
- 世界記録に登録されない原因
目次
久保凜が日本記録を出す
久保凜選手が2024年7月に奈良県橿原市で行われた女子800メートルで1分59秒93というタイムをだし日本記録を更新しました。
当時、16歳で2分の壁を破った選手は日本人にいなかったことで、大きく取り上げられていましたね。
日本記録としては登録されているものの、世界記録としては登録されませんでした。
なぜでしょうか?
世界記録に登録されない原因
大会運営側が世界陸連に「WA公認競技会」として申請していなかったため、世界記録として承認されませんでした。
大会側がWA公認競技会として申請するというのは2023年に世界陸連が導入したものです。
他にも、トランスジェンダー女性やDSD(性分化疾患)による規定も改定しています。
奈良県の大会主催者側のミスではありますが、世界陸連のルール変更にはいつも疑問をもってしまいますね。
久保凜の日本記録が大会側の申請漏れのまとめ
久保凜さんが昨年7月に日本記録を出しましたが、世界記録として認められませんでした。
理由は奈良県の大会主催者がWA公認競技会に申請していなかったためです。
まぁ日本新記録が出るとは思っていなかったからだと思いますが、しっかりしてほしいものです。